真夜中のこと…。
少年は路地裏を一生懸命に走っていた。
誰も通っていない路地裏を−…ただただひたすら走っていた。
まるで誰かから逃げるように−…後ろを振り向かずただただ走っていたー…。
「はぁ・・・はぁ・・・」
息もだんだんとぎれとぎれになってきていた。
少年の体力は底をつきはじめていた。
そんな中、少年は頭の中で思考を巡らせていた。
どうしてー…どうしてこうなったんだー…!!
いるはずがないー…死神なんかいるはずがない!!存在していいはずがない!!
もし万一、死神がいるのだとすればそれはオレのことだ!!
だからありえるはずがないー…いてたまるものか…!!
どうしてこうなったんだー…オレはー…平穏な毎日を送っていたはずなのにー…!
あんなことでー…あんな事件に巻き込まれたくらいで、どうしてこんな目に遭わなきゃいけないんだ!!
どうしてー…どうしてどうしてどうして!!
ー…どうして…今オレは…
『うわっ!』
どさっ
なにかにつまずいて転んでしまったようだ。
転んでいる場合じゃないー…早く逃げないとー…
だけどもう遅いー…立ち上がろうにも体が重くて立ち上がれないのだー…。
いや、誰かが自分に乗っかっている、
おそるおそる、顔を上げると−…

『あなたの命はー』
どうしてー…
『今日でおしまい』
こんなの−…
『遺言を−…』
こんなのまるで−…
まるで『死神』じゃないかー…〜死神+天使〜
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